テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会7日目の22日、ミックスダブルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)/錦織圭(日本)組がG・ドゥルコ(アルゼンチン)/E・シュワンク(アルゼンチン)組に6-4, 6-1のストレートで勝利、2回戦に進出した。
41歳のクルム伊達と22歳の錦織のペアは試合序盤から抜群のコンビネーションでリズムに乗り、ダブルス巧者であるドゥルコ/シュワンク組から第1セット5-1とリードを奪う。
その後は3ゲームを連取され5-4と追いつかれそうになったクルム伊達/錦織組。しかし、観客からの「がんばれ」と日本語での声援をバックに錦織が第10ゲームをキープ、第1セットを先取する。
これで勢いに乗ったクルム伊達/錦織ペアは、第2セット開始から4ゲームを連取、第5ゲームはシュワンクにキープされたものの、続く2ゲームを連取して勝利となった。
初めてのミックスダブルスながら、息の合ったプレーを見せたクルム伊達/錦織組は、2回戦で第1シードのK・ペシュキ(チェコ共和国)/M・ブライアン(アメリカ)組とR・ビンチ(イタリア)/D・ブラッチアリ(イタリア)組の勝者と対戦する。
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